礫地に抜けると、岩の周りを囲む様に

【 メアカキンバイ Potentilla miyabei

が咲いていました。

岩が蓄熱し、周りの雪を溶かし、

植物が芽を出す。

その後も、岩がカイロの代わりをして、

植物を助けるのでしょう。

【 メアカキンバイ 】

とは、「雌阿寒金梅」の意だそうです。

D200+Kenko2xTELECON+SIGMA15mmFISHEYE

【 エゾシマリス 】 が現れました。

口いっぱいに頬張っているのは、

ハイマツの実でしょうか?

開けた場所では日が射すと

【 アサヒヒョウモン 】

が飛び始めます。

2頭が絡むように飛んでいます。

テリトリー侵犯でしょうか?

前の個体は追い払われました。

この様に、低空を飛ぶので、

非常に見つけづらい

チョウ です。

「 Ussy 、あのおじさん、望遠使っても小さいし・・・ストック使ってるし・・・重装備ですけど・・・・・・」
「私達・・・・・コンナ軽装でヘイキナンデスカ???」


喘ぎながら、ナントカ雪渓を越えると・・・・・
其処は・・・・・
         
   
                            

                                         .

最難関の大きな雪渓が現れました。途中途中に小さく人が写っています。
こんなところ・・・・・登れるのか?????



D90+Kenko2xTELECON+SIGMA15mmFISHEYE

GX100 広角端

【 エゾノハクサンイチゲ Anemonenarcissiflora f. sachalinensis
に、[ ハナアブ科 Syrphidae ] の1種が 訪花していました。


D90+SIGMA2xTELECON+SIGMA150mmMACRO

2日目 [ Parnassus の山 を 登蝶 編 ] その4

雪渓が見えてきましたが、

ガスっています。。。



【 キバナシャクナゲ 】 が咲いています。

ここでも、[ ハイマツ ] が、

防風林 の役目をしています。

[ トドマツ ] の幹陰に

【 ゴゼンタチバナ            】
Chamaepericlymenus canadense

と咲いています。

大樹の陰は、風雪から身を守る為にも

良い場所なのでしょう。

【 ダイセツタカネヒカゲ 】 は、普段、この様に、岩陰に身を潜めています。