地上を歩く ♀個体 です。

ズリズリ と、翅を引きづる様に歩行します。

産卵場所を探しているのでしょうか?

撮っている間に飛立ちました。

生憎の曇天で チョウ の活動が思わしくありません。

草の隙間にようやく見つけた、

【 アサヒヒョウモン Clossina melissa asahidakeana

です。

大雪山連峰の最高峰 旭岳(2290m) に因んだ和名です。

その名のとおり、標高 1500m 以上に生息する、

[ 高山蝶 ] です。

高山植物の女王と呼ばれる

【 コマクサ Dicentra peregrina

が見られ始めました。

礫地の上を飛ぶ、【 ウスバキチョウ Parnassius eversmanni daisetsuzanus です。
憧れた、[ Aureum Par ] 。その儚げな薄い翅からは想像し難い程のスピードで飛びまわります。
     


【 ウスバキチョウ 】

[ ハイマツ ] の上で日光浴をしています。

この日の [ コマクサ平 ] は天気がイマイチ。

予定を変更して、赤岳山頂 をめざします。

D90+SIGMA2xTELECON+SIGMA150mmMACRO



                                             

地上へ降りた個体に、ようやく近づく事が出来ました。飛んでいる個体を追い、着地した周辺を探さねば見つからない。
地表の色と同化する、見事な隠蔽色です。そして、大雪山を代表する3種共に、毛深いのも特徴です。


草陰から チョウ が飛び出しました。連写をしながら、ピントリングを回し、追います。
【 ダイセツタカネヒカゲ Oeneis melissa daisetsuzana です。

[ ヒカゲチョウ ] の仲間とは思えない程、素早く飛びまわります。


                               D90+SIGMA2xTELECON+SIGMA150mmMACRO

D90+SIGMA2xTELECON+SIGMA150mmMACRO

3枚共に
D90+SIGMA2xTELECON+SIGMA150mmMACRO

コマクサ平に棲み付いている、【 キタキツネ Vulpes vulpes schrecki 】 が現れました。
愛称が付けられているそうですが、失念しました。
【 エゾシマリス Tamias sibiricus lineatus 】 を捕獲した様です。

[ ハイマツ ] の陰から、[ 黄色い蝶 ] が飛び出しました。あせって シャッターを切りますが・・・・・
               
      

ようやく [ コマクサ平 ] へ到着です。

否が応にも胸が高まります。

2日目 [ Parnassus の山 を 登蝶 編 ] その3

曇り空なので、そのまま撮りましたが、

逆光気味。。。スピードライトを焚いたほうが良かった様です。

                                 GX100