「蝶」が写っていないままに、次の頁へ・・・

続いてMyF1♂が呼ぶ声に振り向くと、
大きなカタツムリ、
[ アフリカマイマイ Achatina fulica ] です。
属名を略して表記すると、
[ A.fulica ] となり、
マサニ、アフリカ産。。。
実は実見したのは初めてです・・・。

流れの淀みに「アメンボ」が居るのを
MyF1♂が教えてくれました。
結果、唯一の「台湾的半翅目」でした。
[ コバネアメンボの仲間 ] でしょうか?

「卵」 「若齢幼虫」共に、[ 大琉璃紋鳳蝶 Papilio paris nakanei ] だと教えられました。
「牛おじさん」は「幼虫」が大好きなんだそうです。                GX100 1:1 Built,inn-TTL

続いて、[ 端紅蝶 Hebomoia glaucippe formosana ] の蛹です。
左は「羽化寸前」、右は「卵」も一緒に写っています。                       GX100 1:1 Built,inn-TTL

「牛おじさん」曰くドチラも、[ 大琉璃紋鳳蝶 Papilio paris nakaharai ] だそうです。

え!!!!!いきなり「キシタ!?!?」飛び去ってしまいました。      D40+MC4+SIGMA150mmMacro Trimming

「牛おじさん」に案内され、園内を進むと、鉢植えの食樹が何鉢もあり、「幼虫」がいる事を教えてくれます。

この日は、MRT(台湾的地下鉄)と、TAXI を乗継、「新店市」にある、
[ 安康生態蝴蝶園 ] へ向かいます。
其処は、[ 牛 伯伯 先生 ] が、私財を注ぎ作られた、自然を残した生態園で、様々な「蝶の食草」を植え、
自然に近い形で「台湾の蝶」を見る事が出来る素晴らしい場所です。
TAXI は道に迷いながらも、着くことが出来、早速迎えてくれたのが、「牛おじさん」こと、[ 牛 伯伯 先生 ] 。
「牛おじさん」自ら案内をして下さいました。
と・・・・・蘭丸の目に最初に飛び込んできた「台北的蝴蝶」は・・・・・

昨日の「蛹」に続き、[ 台灣紋白蝶 Pieris canidia ] の♂です。
朝の気温はそれ程高くないので、飛んでいても、直に止まってしまいます。
いずれにせよ、「台北の蝶」一番手はこの種でした。
 D40+MC4+SIGMA150mmMacro Built,inn-TTL

台北との時差は、−1時間。
到着当日は、午後だった為、
「故宮博物館」を見学。
様々な「玉」に魅せられます。

D40+MC4+SIGMA15mmFISHEYE

台湾にも、[ センダングサ属 Bidens spp. ]
は沢山生えており、「蝶」が寄ってきます。
「蝶」の前に、「灰色のアリ」が撮れました。

この日は、この後、士林夜市へ行き終わりました。

翌 4月13日 いよいよ、「蟲撮り」がデキマス。朝食前にMyF1♂とホテル(台北喜來登大飯店)周辺をお散歩。最初に見つけたのは・・・

「故宮博物館」を出ると、夕方でした。
TAXI 乗り場への道で、MyF1♂が見つけたものは・・・
体長10cm程もある、
[ フトマルヤスデの仲間 ]
おそらく、八重山諸島に生息する、
[ ヤエヤママルヤスデ Spirobolus sp. ] と同種だと思う。
この個体は、頭部に近い所の「黒バンド」が太いので、「♂」
MyF1♂と共に、連れ帰りたかったが、「植物防疫法」上、
不可能と思われたので、諦める。。。
その前に、我奥様が嫌がるでしょうが・・・・・。


上:D40+MC4+SIGMA15mmFISHEYE Built,inn-TTL Trimming
下:GX100 1:1 Built,inn-TTL

台湾・・・遥かなるフォルモーサ。南方の生き物に思いを馳せ、一路台北へ。果してドンナ生き物に会えたのか。

続いても、MyF1♂が見つけてくれました。
[ 台灣紋白蝶 Pieris canidia ] の蛹です。
空港〜ホテル、ホテル〜故宮博物館
の道中、飛んでいる姿をよく目にしたので、
「蛹」から撮れるとは思いませんでした。

GX100 1:1 Built,inn-TTL

'08年4月12日 午前9時40分 成田発 台北行き チャイナエアライン に乗り、いよいよ出発です。      D40+MC4+SIGMA15mmFISHEYE