かつて、[ オオクワガタ ] を採集した事も有る「台木」です。
姿は変わりませんが、「樹液の匂」は漂っていません。
[ スズメバチ ] も [ ヒカゲチョウの仲間 ] も飛んでいません。
どうしてしまったのでしょうか???
GX100 広角域
[ 昔日の日野春編 ]
ヒラヒラと、目の前に止まったのは、
[ セスジイトトンボ Cercion hieroglyphicum ]
です。
同定が難しいのですが、意外とイトトンボは好きなんです。
D200+SIGMA150mmMacro
林縁で、[ ジャノメチョウ Minois dryas ] が、交尾していました。 D200+SIGMA150mmMacro
暑くなりはじめた、関東地方。その暑さから逃げるように、避暑小旅行へ出かけました。
どんな蟲に出逢えるか?私もMyF1♂も楽しみです。
[ ニイニイゼミ Platypleura kaempferi ] が鳴いていました。
ドコニイルカ ワカリマスカ? D200+SIGMA150mmMacro
中央高速を走り、降りた場所は、「長坂」。
かつての [ 昆虫採集のメッカ 日野春 ] がどうなっているか、見てみたかったのです。
MyF1♂の目当ては「カブトムシ・クワガタムシ」。私は、MyF1♂に「オオムラサキ」を見せたかったのですが・・・
道筋の「細い クヌギ」を見て回っている時に、
[ オオオバボタル Lucidina accensa ]
を、見つけました。
GX100 72mm域 1:1 Built,inn-TTL
車が踏み固めた道では、
[ ヒラタシデムシ の仲間 ] が死んでおり、
さらに、同じ仲間の幼虫がそれを食べる光景が。
なにか、この周辺の様子の縮図の様でした。
GX100 72mm域 1:1 Built,inn-TTL
田圃越しに山側を見る景色は依然と変わりません。
[ ミヤマアカネ Sympetrum pedemontanum ]
の背中に哀愁が漂います。
GX100 24mm域
同定できませんでした。
後肢腿節が黄色い、「イトトンボ」です。
まるで、産卵をするかの様に、腹部を動かしていました。
D200+SIGMA150mmMacro
この時、一番鳴いていたセミは、
[ ハルゼミ Terpnosia vacua ] でした。
もう少し大きく撮れれば、特徴が分かるのですが。
D200+SIGMA150mmMacro
かつての面影も見られなくなった [ 日野春 ] でした。
ナントナク、悲しくなりましたが、是も時の流れなのでしょう。
最後に、[ カブトムシ] が捕れたので、MyF1♂もナントカ納得。
この後、宿泊地の [ 清里 ] 方面へ向かいました。
最後の最後、[ 元蟲捕り小僧 ] の面目躍如
[ カブトムシ Trypoxylus dicotomus septentrionalis ] の Pr. を見つけました。
[ カブトムシ ♂ ] の下の樹皮下には、[ スジクワガタ Macrodorcas striatipennis ♂ ] もいました。
D200+SIGMA150mmMacro Built,inn-TTL
此処も、かつて 「台木のある 雑木林」 でした。
道の横にかろうじて、「クヌギ」が残っているものの、細い木ばかりでした。 GX100 24mm域
田圃の畔に、[ ツバメシジミ Everes argiades ] が舞い降りました。
畦に這いつくばっての撮影です。 D200+SIGMA150mmMacro
葉上にいた、[ ジガバチ Ammophila sabulosa ] が飛び立ちました。
残念ながら、「狩り」の様子を観撮する事は出来ませんでした。 D200+SIGMA150mmMacro
「クズの葉」には、[ オオアオゾウムシ Chlorophanus grandis ] がいました。
葉縁には、[ コフキゾウムシ Eugnathus distinctus ] も見られました。 D200+SIGMA150mmMacro