県立東高根森林公園編

  
   2006年5月30日AM MyF1♂4歳の誕生日、MyF1♂の「オタマジャクシが見たい」
   の一言をダシに谷戸を利用し湿地を再現した森林公園へ出かけました。

 

   






園内に入り、最初に
アジサイの葉の上で
出会ったのは、
イタドリハムシ
Gallerucida bifasciataです。生憎、
この1頭しか見ません
でしたが、エリトラの模様
には色・形ともイロイロな
バリエーションが有ります。




 






次に出迎えてくれたのは、大好きな
アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi
鳥の糞に擬態しているそうですが、
とても可愛く、綺麗な、
この季節、私の一番好きな蟲です。
 




最近、蟲に触れるようになってきたMyF1♂は
果敢にも↑のアカキンに手を伸ばし・・・・・・
見事、臭液をかけられ、其処が茶色くなりました・・・・・・
でも、大事なBB弾は落としません!!!






ウマオイ Hexacentrus japonica
の幼虫だと思うのですが・・・・・
ハタケノウマオイとハヤシノウマオイ
2種に分けるそうですが・・・・
ドチラもスイッチョンぢゃぁダメですか?
 



「あ!!動かないで!!」
ブレテシマイマシタ・・・・・・・・・
補正してもコレガセイイッパイ
ニホンベニコメツキ Denticollis nipponensis
だと、思います。
この直後、飛んでいってしまいました。
ピントが合っていれば・・・・
と、悔やまれてナリマセン。。。。








アカシジミ Japonica lutea
吸汁している花は園芸種だと
思うのですが・・・・
シラベマセン・・・
今回は、
90mm換算の撮影です。
元の画像のこの蝶、もの凄く
小さいのです。
解像度の高さに感謝する一枚です。


この画像もかなりトリミングにて小さくしました。
蝶屋でスタートしたはずの蟲人生ですが
実は・・・・・
悲しいほどシリマセン・・・・・・・
イチモンジチョウ Limenitis camilla
だと思い、撮影しました。
図鑑と照合すると・・・・・合っていました。。。。
裏側を見てみたいナァ。。。



エゴノキに止まっていたのは
アオジョウカイ Themus cyanipennis

ピントって・・・・・難しい・・・・・・
比較的大型の甲虫でしかも綺麗。
次回はピントの合った画像
を掲載しなければ・・・・



初めて撮影したかもしれません。
モンシロチョウ Pieris rapae です。
慎ましやかで綺麗な蝶です。


小さな蜂かな?と、思ったのですが、
オナシカワゲラ Nemoura fulva の様です。
カワゲラの仲間は川の上流部(急流部)に生息する。
と、思い込んでいましたが、此処の様に
平野部の緩やかな流れにも生息する種類が有るようです。





少し薄暗い所に植栽された
マサキの葉上に
止まっていました。
アカスジキンカメムシ

Poecilocoris lewisi
の成虫です。





ハギの群落の中で
交尾していたのは、
シロコブゾウムシ Episomus turritus








遊歩道と林縁には西洋アジサイが多く植栽されています。
その、アジサイで林縁の樹から落ちて来る蟲を見かける事が多くあります。
この、クサギカメムシ Halyomorpha halys
も、頭上から落ちてきました。







アシナガバチだと思ったら・・・・
んんん・・・・・何か違う・・・・・・
ヒメバチ科(Ichneumoni)の一種でしょうか?
とても綺麗な蜂でした。










葉上で見つけたのは、小さな
ホソオビヒゲナガガ
Nemophora aurifera です。







頭隠して尻隠さず・・・・・
アカキンの幼虫です。
この格好が鳥の糞に擬態している
と、云う格好なのでしょうか。。。
私には、カワイイお尻にしか見えません。




MyF1♂のお目当て、オタマジャクシは見つかりません。
ウシガエルは居たのに・・・・・


一番最後に出会ったのも、アジサイに落ちて来た
アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi です。
この蟲には先程出合った時の様な暗がりよりもこのような陽光下が非常に良く似合います。
この季節、一番楽しみな蟲を最後に見て、気持ちよく森林公園を後にしました。
今後は、カメラの腕をもう少し磨かなければ・・・・・・