ご近所お散歩記録 そのいち

2006年4月3日10:30〜11:40

桜の花びらが散りはじめ、天気も良く、暖かな日差しに誘われ、
自宅より自転車で20分強、里山の感じが残る公園へお散歩へ行きました。
お目当ては、ツマキチョウとウラシマソウです。


公園の入り口には
ソメイヨシノシダレザクラが重なり
出迎えてくれます。


 

ムクノキの根元に
タマノカンアオイAsarum tamaense )が
一株だけ残っています。
根の間にある、丸く開いた穴から
葉が数枚出ているだけです。
数年前までは、出ていてる葉は1枚しか無く
ようやく、穴から出てこれる
大きな株になって来たようです。
小さな穴から生えているので、
掘り起こされる事は無いでしょう。
根の間という環境では、
写真を撮るのも一苦労ですが・・・


 
ウラシマソウ(Arisaema thunbergii ssp.urashima)
本日の本命の1つです。まだ、開花には早いと思っていたのですが、
日当たりの良い所で咲いていてくれました。
右画像はその、ウラシマソウの芽出しですが、
花の咲く株は早くも「釣り糸」を伸ばし始めています。







ルリシジミが地面に降りてきました。
本当は綺麗な瑠璃色の翅を
撮りたかったのですが・・・・・





   エノキの根元から出てきたのは
   毛深いキイロスズメバチの女王です。
   もっと近寄れたのですが、
   飛んでいってしまいそうで・・・・




エノキの根元で探していた本命はこちら
ゴマダラチョウの幼虫です。
大木の下では見つけ難いかな。と、
思いましたが、以外と簡単に見つかりました。
公園では樹の根元が掃かれてしまう事
が多い為、なかなかこの幼虫に
出会う事が出来ません。
それだけに、見つけると、ホットします。
















植栽されたスイセンの花に
 止まっていたのは
マルハナノミの一種です。






















オオイヌノフグリで吸蜜しているのはヤマトシジミです。
忙しそうに飛び回り、それでいて、
目の前ではなかなか止まってくれない。。。。

それでも、なんとかシャッターを切れました。








ピントが少々(?)甘いですが、小さなテントウムシ
ヒメカメノコテントウのバリエーションでしょうか。
この一枚も動き回られ・・・・・
その後、飛び去りました・・・・・・





   ビロードツリアブを見つけたのですが、
   ホバーリング中の画像はピントが合っておらず・・・・
   やっと、止まっている個体で撮る事が出来ました。
   この個体(いや、他の個体も)、何時も見る
   ビロードツリアブよりも小さく感じます。
   小さな個体群なのでしょうか。



さて、本命のツマキチョウは・・・・・
公園に入ってすぐに、♂個体を見つけ、追うのですが・・・・・止まってくれません。
止まった!!と、思うと、スジグロシロチョウに邪魔をされ・・・・
今日は撮る事が出来なかったので、昨年、職場で撮影した♀を貼り付けます。
今日は、全てをNikon D70と60mmマクロで撮影しました。