美山町お散歩記録







2005年8月15・16日
我奥様の生家(左の萱葺屋根の家)のある、
京都の美山町へ。。。
採集時間など無い、滞在時間でしたが、
お散歩しながら、見かけた蟲を紹介します。

    

 


最初に見つけたのは、庭の池の畔の
ツゲに止まって鳴いていた、
キリギリス。
私にとっての夏の蟲といえば、
1位はこの蟲。
子供の頃から、大好きな蟲です。

 






同じ木で見つけた、ツユムシの一種。
褐色のツユムシははじめて見ました。
この木のある、池には、
オオアメンボも居たのですが、
撮れていない・・・・








庭で見かけた、バッタは、
 ミカドフキバッタでしょうか。







この蟲も庭に生えていた、クサギで見つけました。
はじめて見た蟲です。
スケバハゴロモです。
ハゴロモの仲間は好きなグループです。
フラッシュを焚くと、色が変わってしまうので、
フラッシュは焚かないのですが、
今度は、ピントが甘くなってしまいます。。。



  

   
 田んぼの畦道を散歩していると現われるのが、イモリ(アカハライモリ)です。
 地域差がかなりあるようで、此処のイモリは赤くベタ塗りのお腹は少なく、
 赤と金色の斑点の個体が多いようでした。
 この個体は卵をお腹に沢山持った、♀です

 





カエルも沢山見かけます。
中でも気になったのが、この、
左眼が潰れたシュレーゲルアオガエルです。
体長3cm程度だったでしょうか。
野生下で、片目が無いハンデを背負い、
どこまで生きられるのでしょうか。



 

  
  なかなか、水生昆虫に会えませんでした。
  土嚢袋の切れ端で休んでいたのは、コオイムシの♂。
  丁度、名前の通り、背中に卵を背負っていました。







今年も一頭だけ、出会えました。
オオセンチコガネです。
昨年はグリーン系(一日一蟲04年8月)でしたが、
今年は、レッド系。
楽しみは尽きません。



                                                   
    
   最後は、カゲロウ3種です。
  カゲロウは種類の判別が出来ないだろう。と、避けようと思いましたが、
  意外と、違いのある事から、撮ってみました。
  左は、キイロカワカゲロウ
  中は、不明
  右は、オオマダラカゲロウでしょうか。


 
 今年は、24時間も居られない、短期滞在でしたが、 
 これだけの蟲が見られ、嬉しい一日でした。
 来年は、どんな蟲が見られるか。。。