同じ場所で、やっと見る事の出来た、「無尾型」の
[ 大鳳蝶 Papilio memnon Heronus ] です。
下翅は白化型なのに、上翅は白くなりきっていません。
もっと、顕著に現れる、「フォーム」もいるそうです。 
     D40+MC4+SIGMA150mmMacro

「烏來爆布」から御土産屋街へ降りてくると、
「みかんの木」に「ベニモンアゲハ!?!?」

いえ・・・「ベニモンアゲハ」に擬態した、
[ 大鳳蝶 Papilio memnon heronus ]
でした。が、これも
この一回きりしか見なかった、フォームです。
帰国して、画像を確認するまでは、
「ベニモンアゲハ」いや、
「オオベニモン」かも。と、思っていたのでした。


            D40+MC4+SIGMA150mmMacro

道路脇の「ミカン科の花」に、
[ 黄裳鳳蝶 Troides aeacus formosanus ♂ ] が、訪れていました。
最後の最後で、素敵なチョウに見送られ、後ろ髪(かなり長い)を引かれながら、
TAXI を止め、一度、「新店駅」へ戻りました。

[ 綠艶白點花金龜 Protaetia elegans ]
は、左記図鑑で同定しました。

著:張永仁 刊:渡假出版有限公司
[ 台灣的昆蟲 ] -甲蟲篇

今回、「蝶の同定」は台北で購入した、上画像の本で行いました。
「台湾の蝶」には、殆どの種に和名があります。
が、今回はあえて、「台湾名」にて表記しました。

著:張永仁 刊:台灣館
[ 蝴蝶100 ]「台灣常見100種蝴蝶野外觀察與生活史全紀録」
NT$ 400

この後、蘭丸一家は飛行機に乗り、帰国しました。
それでも、早朝発・夕方帰国の便にしたおかげで、丸々2日間の時間を撮れました。
まだ、時期が少し早かったのか、天気があまり良くなかったのか・・・
蝶の種類はそれ程多くは見られませんでしたが、
台北の人々の優しさや、自然の雄大さに惚れ、必ずまた行きたい。
と、思わせられました。まだまだ、見ていない蝶や、昆虫は沢山います。
必ず又・・・・・

この、「茶楼」に、今回の旅で見てみたかった蝶の一つ、
[ 紅邊黄小灰蝶 Heliophorus ila matsumurae ] です。
右側が実体。左はガラスに写り込んだ姿です。
             D40+MC4+SIGMA150mmMacro

「茶藝」で有名な場所だそうなので、我奥様&母のリクエストにより、「茶楼」へ入ります。
窓からは、「太平洋」が見えます。                GX100 広角端

最終日3日目は、空港までの移動や荷物の事も考え、パックツアーに申し込み、
郊外の景勝地、[ 九份 ] へ行きました。
高台にある。との事なので、ナニカを期待してしまいます。。。

この2日目は、この後、有名な「小籠包」の店、[ 鼎泰豊 ]へ行き、夕食です。
物凄く並んでいます。待ち時間に隣の本屋で、「台湾の蝶の図鑑」を買いました。

烏來爆布

雨脚が強くなってきました。
台湾の自然を前に、家族で記念写真。
(この画像には写っていませんが・・・。)
滝の周りにも、「ヘゴ」等の熱帯植物が見られます。
そして、雨の中を猛スピードで蝶が飛んでいます。


           GX100 広角端

「トロッコ」の駅には、画像の様な、住んでいる生き物を紹介するポスターが貼ってありました。
台湾って、「センザンコウ」も居るの???

街並みなど、滅多に撮らない私ですが、
郊外の町は閑散としていて、
ナントナク哀愁を誘います。

             GX100 広角端

「新店駅」から、TAXI に乗り、値段交渉をして、郊外の景勝地、「烏來」を目指します。
「新店駅」から「烏來」までは、交渉で、400NT$になりました。
「烏來」は、昔の「箱根や湯河原」等の温泉街の様で、道の両側にお土産屋さんと食堂が並んでいます。
「烏來」では、トロッコ(日本占領時代に木材を運搬する為に作られた)に乗って、「烏來瀑布」を見に行きます。

[ 綠艶白點花金龜 Protaetia elegans ] は、
日本の、「シロテンハナムグリ」によく似ています。
今回見た、「コガネムシ」は、残念ながらこの一種だけでした。

                  GX100 1:1 Built,inn-TTL

草地に、[ 台灣波紋蛇目蝶 Ypthima multistriata ] と思われる蝶と、
[ 綠艶白點花金龜 Protaetia elegans ] と思われる甲虫が見られました。
「ジャノメチョウの仲間」は、「園内」で見られなかったので、嬉しいのですが、直に飛び立ってしまいました。

「牛おじさん」の「安康生態蝴蝶園」から出て、TAXI を拾いに、大通りへ出る途中、
日本でも見られる、道路脇の草地に何かが飛んでいます。

「トロッコ」を待つ間も目の前を蝶が飛んでいます。生憎の小雨交じりの空ですが、
[ 台灣紋白蝶 Pieris canidia ] の飛翔を撮ることが出来ました。
一番、多く見た種類ですが、思い入れも一際です。        D40+MC4+SIGMA150mmMacro