毎年の事ですが、数日の内に見られる [ 蟲 ] は限られています。
後から、あれも撮っておけば、これも撮っておけば・・・。
と、思うのですが、ナカナカそうもゆきません。
でも、居る事が分かっていれば、いつか撮れるかなぁ。。。
と思いながら、京都を後にしました。
最後の最後に田圃の上をパトロールする♂個体を撮れました。
「稲」に付いた水滴がキラキラととても綺麗な光景でした。
D200+２ｘTELECON+SIGMA150mmMACRO Not,Trimming
気温も上がってきて、そろそろ潮時のようです。
最後に、用水路を飛ぶ、[ ギンヤンマ♂ ] を追いかけます。
D200+２ｘTELECON+SIGMA150mmMACRO Not,Trimming
[ モートン？アジア？アオモン？ ] な、♀のイトトンボです。
羽化後、かなり時間が経っていると思われますが、種を特定できません。
かなり、小さな個体でした。
D200+2xTELECON+SIGMA150mmMACRO Not,Trimming
水田・用水路を問わず、側溝にまで
、[ スクミリンゴガイ APPLE SNAIL Pomacea canaliculata ] が見られます。
大きなものは、赤ん坊の拳位の大きさにまでなる、「南米原産」の「タニシ（田螺）の仲間」です。
水田の除草に役立つそうですが、その大きさと、赤〜ピンクの卵塊は一種異様な雰囲気です。 GX100
うわ・・・・・ピントが合ってすらいない・・・・・。
この用水路で様々な大きさの相当な数の個体を目にしました。
[ ミシシッピアカミミガメ Trachemys scripta elegans ] の幼体です。
亜種小名が表すとおり、綺麗な龜なのですが、成体の大きさに持余され、放亀されるのでしょう。
日本の水面で、最も普通に目にする事が出来る龜が、「アメリカ産」である事は、
この国の道程を縮尺して見ている様でもあります。
D200+２ｘTELECON+SIGMA150mmMACRO Not,Trimming
用水路では、其処此処で、何かが飛び込みます。「カエル」だろう。と、思っていたら、
[ クサガメ Chinemys reevesii ] の幼体でした。
この種も、江戸時代以前の、[ 移入種 ] の様です。
その後、「金銭龜・金線龜・銭龜」などの名前で中国より輸入、野生化しています。
D200+２ｘTELECON+SIGMA150mmMACRO Not,Trimming
[ ハグロトンボ ] の♂腹部は、光の加減で、様々な色を見せてくれます。
構図を考え、右端に [ ハグロトンボ ] を持って来ましたが、ピントが甘くなってしまいました。
本当は、[ 翅 ] の「影」を入れたかったのですが・・・。
D200+2xTELECON+SIGMA150mmMACRO Not,Trimming
ナントナク、「関東と違う所はアルカナ？」
と、撮影してしまった、
[ アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata ]
ですが、地域的な違いは無い様です・・・。
D200+SIGMA150mmMACRO Built,inn-TTL
Not,Trimming
鳴き声を頼りに姿を探すと、[ アキニレ ] の樹にて、吸汁しながら鳴いている♂を見つけました。
あまりの声の大きさに、MyF1♂ も驚きながら、ネットを差し出します。
この個体は、逃げてしまいましたが、MyF1♂ も採集出来ました。
D200+SIGMA150mmMACRO Not,Trimming
京都市内編その２
再び、用水路沿いの道を歩き、
朝日を浴びて飛ぶ、
[ ギンヤンマ ] を撮影。
珍しく、後を追う形で連写すると、
写っていました。
画像下部の水草周辺が
彼のテリトリーの様です。
D200+2xTELECON+SIGMA150mmMACRO
Not,Trimming
MyF1♂ の目的のひとつ、
[ クマゼミ Cryptotympana facialis ] です。
我が家周辺でも鳴き声は聞かれますが、
その姿を見る事は難しく、
本場（？）である、関西地方でなら撮れる。
と、思っていたので、私も喜び撮影。
MyF1♂ は、早く「採って」欲しそうです。
最初の個体なので、私がネットを振りました。
♀個体でしたが、その大きさに、
MyF1♂ も、目を丸くしています。
更に、腹部の美しさに私も見とれてしまいました。
D200+SIGMA150mmMACRO