MyF1♂の乗馬後、傍らに積まれた、「シラカンバ」の切り口に、キラキラと光る「蜂」の姿が見えます。
[ ミドリイツツバセイボウ Praestochrysis lusca ] です。
1p程のこの綺麗で小さなハチ。[ ヤマトルリジガバチ ] に寄生するそうです。
又、腹部先端に、5つの棘状突起が有る事から、「五つ刃」となったそうです。 
     D200+SIGMA150mmMacro

[ アサギマダラ ] の興奮から醒めると、林縁に、[ アオスズラン(アオカキラン) Epipactis papillosa ] が、咲いていました。
標高の高い所でしか見る事の出来ない、「ラン科植物」に、興奮気味です。
この花も、「ピンクの縁取り」があり、一輪づつはとても可愛らしい「蘭」です。
                  GX100 24mm域

「林道」から出ると、我奥様の呼ぶ声。「パパ〜、下が赤い、綺麗なチョウが飛んでるよ〜。」
に、振り向きます。「蟲」に興味の無い人の「蟲発見報告」は大した獲物でない事が多々ありますが、
          [ アサギマダラ Paranitica sita ] です。
食草の一つ、「イケマ」も有ったので、此処で一世代更新するのかもしれません。

                                      D200+SIGMA150mmMacro Built,inn-TTL

「カラマツ・ミズナラ」を中心とした、「林道」へ戻ると、笹の葉上に
[ アオハムシダマシ Arthromacra viridissma ] が、止まっていました。
こういう、「金属光沢」の有る、「甲虫」は、スピードライトを焚くと色が変わってしまいます。
シャッタースピードを上げて、ナントカ撮る事が出来ました。

                             
                                       D200+SIGMA150mmMacro

「交尾」している個体も見られました。
まだまだ、「ピンクの縁取り」が綺麗です。


          D200+SIGMA150mmMacro

D200+SIGMA150mmMacro

更に、「タンポポ」で吸蜜している、「新鮮な個体」に逢いました。
本当に可愛らしいチョウですが、飛び始めると、速いのです。

「黄色型の♀」にアプローチする♂です。
この「牧草地」では、圧倒的に
「黄色型」が多く感じました。

[ ミヤマモンキチョウ ] は、
「北アルプス」に生息。
此処は、八ヶ岳の麓・・・。
思い込みとは、怖いものです。。。

           
              D200+SIGMA150mmMacro

D200+SIGMA150mmMacro

まだ、「ピンクの縁取り」が残る、「白色型の♀」が「シロツメクサ」で吸蜜しています。
この時点では、[ ミヤマモンキチョウ Colias palaeno ] と、思い込んでいたのだから、
「蝶屋再デビュー」後の修行が足りません・・・。

D200+SIGMA150mmMacro

その後、「牧草地」へ出ると、[ モンキチョウ Colias erate ] が乱舞しています。
飛んでいる画像も何枚か撮れましたが、飛んでいる個体はスレた個体が多い様です。

D200+SIGMA150mmMacro

清里高原編

昼食を摂るには、少し時間が早いようです。
目的の、人気レストラン(ガイドブックによく掲載されている)の所有する、散策路を散歩してみます。

清里高原へ着きました。まずは、お約束の「MyF1♂乗馬」。その間も、飛んでいる蝶に目が行ってしまいます

まず、目の前に止まった「蝶」は、[ ヒメキマダラセセリ Ochlodes ochraceus ] です。
普段見る、「セセリチョウの仲間」よりも一回り小さく、良く飛び回ります。